看護師には、職業病に見られる行動や言葉がいくつかあります。日常生活で出やすい行動や言葉がついうっかりプライベートタイムで出てしまうこともあるでしょう。
まず挙げられる職業病は、人の顔を観察することです。看護師は患者の症状を判断する時に、顔色や目などを観察します。もしも顔色が悪かったり、目が充血していたりして、患者の症状が深刻だと判断した場合には、適切な看護を行う必要があるからです。このような習慣から、看護師は外出時などに人の顔を観察するケースがよく見られます。人の顔を注視していると不快に思われる可能性があるため注意しましょう。あまりにジーッと見てしまうと相手の怒りをかってしまう恐れもあるので、視線を人の顔から外すことがポイントです。
また、医療現場では「患者」を「クランケ」と呼ぶなど、専門用語を使うこともよくあります。そのため日常生活で会話をしている時に、うっかり専門用語を使ってしまう看護師も多いです。専門用語が分からない人もいるようなプライベートで話をする場では注意しましょう。
プライベートでは友人や知人などから病気や症状について聞かれることもあります。そのような時は、難解な専門用語を聞いて重篤な症状なのかと不安になる場合もあるため、わかりやすい言葉で説明することが大切です。病院で患者に対して説明する場合も専門用語は避けて、耳慣れた言葉を使うことが誤解をまねかないポイントになります。専門用語は医師や看護師など、医療業者との会話にだけ使用するように心がけるとよいでしょう。

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